カフェレストラン稲空様「犬と人が一緒に過ごす交流会イベント」運営サポート

こんにちは。
大阪・兵庫を中心に、犬のしつけ・暮らし・食事のサポートを行っている Colors Dog 代表の原口です。
Colors Dogでは、一般の飼い主様向けのサポートに加えて、企業様・店舗様からのご依頼に対し、犬の専門家として商品づくり・イベント運営・犬同伴サービスの導入支援なども行っています。
今回はその一例として、カフェレストラン稲空様にて開催された
「犬と人が一緒に過ごす交流会イベント」 の運営サポートについてご紹介します。
カフェレストラン稲空様は、犬のおやつブランド Inasora Ouaf! を運営されているカフェレストランです。
今回、稲空様より
「今後、人も犬も一緒に過ごせるカフェレストランを目指していきたい」
https://cafe-restaurant-inasora.owst.jp
というご相談をいただき、Colors Dogとしてイベント企画から当日の運営、犬同伴に関するルール作成、実施後のレポート提出までサポートさせていただきました。
犬同伴OKのカフェやレストランは近年増えていますが、実際に運営するとなると、単に「犬を連れて入店できます」とするだけでは不十分です。
お客様にとって居心地の良い空間であること。
わんちゃんにとって過ごしやすい環境であること。
そして、お店側が無理なく継続して運営できること。
この3つのバランスがとても大切になります。
そのため今回は、いきなり犬同伴営業を本格的に開始するのではなく、まずは実際に飼い主様とわんちゃん、犬の専門家を招待し、現場で起こる課題や改善点を確認するための交流会イベントとして実施しました。

ご依頼のきっかけ
今回のご依頼のきっかけは、カフェレストラン稲空様が運営する犬のおやつブランド Inasora Ouaf! でした。
Inasora Ouaf!は、カフェレストラン稲空様の想いや食へのこだわりから生まれた、わんちゃんのためのおやつブランドです。
おやつを通して犬との暮らしに関わる中で、
「犬のおやつを販売するだけでなく、実際に犬と人が一緒に過ごせる場所づくりにも挑戦していきたい」
という想いがあり、今後の店舗運営の方向性として、犬同伴で利用できるカフェレストランの導入を検討されていました。
ただし、犬同伴OKの店舗運営には、通常の飲食店運営とは異なる視点が必要になります。
例えば、
・犬同伴のお客様と一般のお客様の導線
・店内での犬の居場所
・吠えや興奮が起きた場合の対応
・排泄やマナーパンツのルール
・人用のお皿やカトラリーの管理
・スタッフの声かけや案内方法
・予約時にどこまでルールを伝えるか
・犬が苦手なお客様への配慮
・近隣への影響
・清掃や衛生管理
など、事前に整理しておくべきポイントが多くあります。
「犬が入れるお店にしたい」という想いだけで始めてしまうと、運営側もお客様側も戸惑ってしまうことがあります。
だからこそ、今回は本格的にスタートする前の段階で、まずは小規模な交流会イベントを開催し、実際の利用シーンを想定しながら課題を見つけていく形を取りました。

Colors Dogがサポートした内容
今回、Colors Dogでは主に以下の内容をサポートしました。
イベント企画
まずは、イベントの目的整理から行いました。
今回のイベントは、単なる集客イベントや販売促進イベントではありません。
目的は、犬同伴カフェレストランとして今後運営していくために、実際に飼い主様とわんちゃんにご来店いただき、店舗側・お客様側・犬の専門家の視点から課題を確認することでした。
そのため、イベントの位置づけとしては
「実証実験型の交流会」
に近い形です。
実際に犬連れのお客様を招待し、食事を楽しんでいただきながら、
・どのような点が利用しやすかったか
・どのような点に不安を感じたか
・店内の導線や席配置は適切か
・犬用のルールは分かりやすいか
・今後利用したいと思えるか
などを確認していく流れを設計しました。
また、犬同伴OKの店舗にする場合、最初から大人数・多頭数で実施してしまうと、トラブルや課題の原因が分かりにくくなります。
そのため、今回は人数や頭数をある程度絞り、運営側が状況を把握しやすい形で開催しました。
集客・参加者募集
イベントの参加者募集についてもサポートしました。
今回の交流会では、犬同伴カフェレストランの導入に向けた意見をいただくことが大きな目的だったため、ただ単に「犬連れで来られる方」を集めるのではなく、実際に犬との暮らしに関心があり、お店に対して率直な意見をいただける方にご参加いただくことを意識しました。
Instagramでの告知文作成や、イベントの趣旨が伝わる文章設計も行いました。
告知では、
「犬と人が同じ空間で心地よく過ごせるカフェレストランを目指すための交流会」
という部分を大切にし、単なる無料招待イベントではなく、今後のお店づくりに参加していただく企画であることが伝わるようにしました。
また、参加者の方には事前に犬同伴時のルールや注意事項をお伝えし、当日の混乱を減らすように準備しました。
犬同伴イベントでは、当日に初めてルールを伝えると、お客様側も戸惑ってしまいます。
そのため、予約時・来店前の段階で、ある程度ルールを共有しておくことがとても大切です。
犬同伴に関するルール作成
今回のサポートの中でも特に重要だったのが、犬同伴に関するルール作成です。
犬同伴OKのカフェやレストランでは、ルールが細かすぎると利用しづらく感じられます。
一方で、ルールが曖昧すぎると、お客様ごとの判断に差が出てしまい、トラブルにつながる可能性があります。
そのため、今回はお店側が運営しやすく、お客様にも伝わりやすいルール作りを意識しました。
具体的には、
・完全予約制での運用
・1枠あたりの人数、頭数の設定
・わんちゃんの体重制限
・店内でのノーリード禁止
・マナーパンツの着用
・排泄は入店前に済ませていただくこと
・人用のお皿やカトラリーを犬に使用しないこと
・椅子に乗せる場合はカフェマットを使用すること
・吠えがひどい場合や攻撃性が見られる場合の対応
・不衛生な状態での入店をお断りする可能性
などを整理しました。
ここで大切なのは、ルールを「禁止事項」として強く見せすぎないことです。
もちろん安全や衛生に関わる部分は明確にする必要がありますが、伝え方が厳しすぎると、お客様が利用しづらく感じてしまいます。
そのため、
「皆さまに心地よく過ごしていただくためのお願い」
という形で、店舗の雰囲気に合う表現に整えました。
犬同伴OKの店舗運営では、ルールの内容そのものと同じくらい、伝え方も大切です。
当日進行
イベント当日は、Colors Dogも現地に入り、犬同伴での利用状況を確認しながら進行をサポートしました。
当日は、飼い主様とわんちゃんに実際にご来店いただき、食事を楽しんでいただきながら、店内での過ごし方や犬の様子を確認しました。
犬同伴イベントでは、事前に想定していたことだけでなく、実際にやってみて初めて分かることが多くあります。
例えば、
・入店時に犬が興奮しやすいか
・席に着いた後に落ち着けるか
・他の犬との距離感は適切か
・スタッフが声をかけるタイミングは分かりやすいか
・飼い主様が荷物を置きやすいか
・犬のリードをどのように管理するか
・食事提供時に犬の動きが気にならないか
・店内の導線に無理がないか
などは、図面上や事前の打ち合わせだけでは判断しきれません。
実際にお客様とわんちゃんが入ることで、店舗として改善すべきポイントが見えてきます。
また、当日は犬の専門家の視点から、わんちゃんの様子も確認しました。
犬にとって、カフェやレストランは刺激の多い環境です。
知らない場所、知らない人、他の犬、食べ物の匂い、スタッフの動きなど、さまざまな刺激があります。
その中で、どのような犬が過ごしやすいのか。
どのような場面で負担がかかりやすいのか。
どのようなルールや事前案内があるとトラブルを防ぎやすいのか。
こうした視点を持ちながら、当日の様子を確認しました。
レポート提出
イベント実施後には、当日の様子や今後の改善点を整理し、レポートとして提出しました。
犬同伴OKの店舗運営では、イベントを開催して終わりではなく、実施後に振り返りを行うことがとても重要です。
今回のレポートでは、
・当日の流れ
・参加者とわんちゃんの様子
・良かった点
・今後改善できる点
・運営時に注意すべきポイント
・ルールとして明文化した方が良い内容
・予約時に伝えておくべき内容
・スタッフ間で共有しておくべきこと
などを整理しました。
特に、犬同伴営業を継続していくためには、スタッフ全員が同じ認識で対応できることが大切です。
担当者によって案内や対応が変わってしまうと、お客様側も混乱してしまいます。
そのため、今後の運用に向けて、予約受付から来店、入店案内、食事提供、退店後の清掃まで、流れを整理していく必要があります。
今回の交流会は、そのための第一歩となるイベントでした。

犬同伴OKの店舗運営で大切なこと
犬同伴OKのカフェやレストランを運営する際に大切なのは、犬好きの方だけが楽しめる空間にすることではありません。
人も犬も、そしてお店側も無理なく過ごせる形を作ることです。
犬同伴のお客様にとっては、愛犬と一緒に食事ができる場所はとても嬉しい存在です。
一方で、犬が苦手な方や、犬同伴ではないお客様が利用される場合もあります。
また、お店側には飲食店としての衛生管理や接客、料理提供の流れがあります。
つまり、犬同伴OKの店舗運営には、
犬への配慮
飼い主様への配慮
一般のお客様への配慮
店舗スタッフへの配慮
近隣への配慮
が必要になります。
どれか一つだけを優先しすぎると、継続的な運営は難しくなります。
だからこそ、事前にルールを作り、実際に小規模で試し、課題を見つけて改善していくことが重要です。
今回、稲空様がいきなり犬同伴営業をスタートするのではなく、まずは交流会という形で検証されたことは、とても良い取り組みだと感じています。
犬の専門家が関わる意味
犬同伴OKの店舗運営において、犬の専門家が関わる意味は、単に「犬に詳しいから」だけではありません。
犬の行動やストレスサイン、飼い主様の動き、環境による影響を見ながら、現場で起こり得るリスクを事前に整理できることにあります。
例えば、吠えが出た場合でも、
・他の犬との距離が近すぎるのか
・人の出入りに反応しているのか
・食べ物への興奮なのか
・環境に慣れていない不安なのか
・飼い主様の対応で強化されているのか
によって、必要な対策は変わります。
また、犬同伴OKにする場合、すべての犬を受け入れることが正解とは限りません。
その場所の広さ、席の配置、スタッフの人数、提供する料理、利用時間などによって、受け入れられる頭数や条件は変わります。
無理に受け入れ範囲を広げすぎると、犬にとってもお客様にとっても負担になる場合があります。
だからこそ、店舗ごとの環境に合わせたルール作りが大切です。
Colors Dogでは、ドッグトレーナーとしての視点だけでなく、犬の管理栄養士として「食」や「暮らし」の視点も含めて、犬と人が一緒に過ごす場づくりをサポートしています。

今回の取り組みを通して
今回のカフェレストラン稲空様での交流会イベントは、犬同伴OKのカフェレストランを目指すうえで、非常に大切な検証の機会となりました。
実際に飼い主様とわんちゃんにご来店いただくことで、机上では分からなかった課題や改善点が見えてきました。
また、参加者の方から直接ご意見をいただくことで、今後のお店づくりに活かせるヒントも多く得られました。
犬同伴OKの店舗は、犬好きにとって魅力的な場所です。
しかし、その魅力を継続していくためには、事前準備と運営設計が欠かせません。
「犬も入れます」ではなく、
「犬と人が一緒に過ごせるように設計されている」こと。
この違いが、今後の犬同伴店舗にはとても重要になると感じています。
カフェレストラン稲空様のように、想いを持って丁寧に準備されている店舗が増えることで、犬と人が一緒に過ごせる選択肢がより豊かになっていくと思います。
Colors Dogとしても、今回のような取り組みに関わらせていただけたことを嬉しく思います。
Colors Dogでは犬同伴店舗・イベント運営のサポートを行っています
Colors Dogでは、一般の飼い主様向けのしつけ・食事相談だけでなく、企業様・店舗様向けのサポートも行っています。
犬同伴OKのカフェやレストラン、イベント運営、犬向け商品の販売促進など、犬と人が関わる場づくりには、事前の設計がとても大切です。
例えば、
・犬同伴OK店舗の導入サポート
・犬同伴利用規約の作成
・スタッフ向け対応マニュアル作成
・犬連れイベントの企画、運営サポート
・当日の進行補助
・犬の専門家としての監修
・イベント後のレポート作成
・飼い主様向け講座の実施
・犬用メニューやおやつの企画相談
・店舗やブランドに合わせた発信内容の整理
など、店舗様の状況に合わせてサポートしています。
犬同伴OKの取り組みは、犬好きのお客様にとって大きな魅力になります。
一方で、ルールや導線が曖昧なまま始めてしまうと、お店側の負担が増えたり、思わぬトラブルにつながることもあります。
だからこそ、始める前の準備が大切です。
「犬同伴OKにしたいけれど、何から始めればいいか分からない」
「イベントを開催したいけれど、犬連れのお客様への対応が不安」
「ルールや利用規約をどう作ればいいか分からない」
「犬の専門家に監修してほしい」
そのような店舗様・企業様は、ぜひ一度ご相談ください。
犬と人が一緒に過ごせる場所が、より心地よく、より継続しやすい形になるよう、Colors Dogがサポートいたします。

まとめ
今回は、カフェレストラン稲空様にて開催された
「犬と人が一緒に過ごす交流会イベント」 の運営サポートについてご紹介しました。
今回Colors Dogでは、
・イベント企画
・集客
・犬同伴に関するルール作成
・当日進行
・レポート提出
を担当しました。
本格的に犬同伴営業を始める前に、実際に飼い主様とわんちゃん、犬の専門家を招待し、現場でボトルネックを発見し、改善につなげていく。
このプロセスは、犬同伴OKの店舗運営においてとても重要です。
犬と人が一緒に過ごせる場所を増やすためには、想いだけでなく、現実的な運営設計が必要です。
Colors Dogでは、これからも犬の専門家として、犬と人の暮らしがより豊かになる場づくりをサポートしていきます。
ひともいぬも、食と暮らしに彩りを。
Colors Dog



